この時代は数々の戦国大名が群雄割拠していましたが、その流れを急激に変えるものが、海外から持ちこまれます。それは、1543年に種子島に伝わった鉄砲です。画期的といってもいい武器でしたので、国内で生産もおこなわれるようになったほど、あっという間に日本中に普及しました。その中でも、最もこの武器を有効に使っ...
≫続きを読む
織田信長が、いきなり「おれは京都で支配者になる」といっても、まわりは支持してくれないのは分かっていたので、信長は、有名ではあるけれどさほど実力がないような、細々と存在していた将軍を利用することにします。朝廷や幕府などの大きな後ろ盾がないと、実質的な支配者にはなれません。バックボーンがしっかりしていな...
≫続きを読む
京都での対立の時期が第二期です。そういった経緯で、織田信長は足利義昭を将軍に立てますが、義昭は完全に信長の言いなりになる人ではありませんでした。「あくまでも偉いのは将軍である自分であって、信長ではない。もちろん世話になった恩はあるけど、もともと自分が将軍になるべきところを助けてもらっただけにすぎない...
≫続きを読む
では、第三期をみていきましょう。全国を統一するために必要なことは二つあって、一つ目が、まず戦国大名のトップに立つことでした。そして二つ目が、宗教勢力を完全に支配してしまうことです。まず、大名の頂点に立つにはどうしたらいいでしょうか。全国にごまんといる大名を一人ずつ倒していては、とても時間が足りません...
≫続きを読む
当時の大名のトップは誰であったかというと、武田勝頼です。武将の数、軍事力、編成力、どこを見ても他の追従を許しません。そこで、1575年の長篠の戦いで、武田氏の騎馬隊と戦争することになります。なぜ武田氏が強かったかというと、騎馬隊によるところが大きかったのです。馬で戦うのはなかなか難しいものですから、...
≫続きを読む